しもづき

めっきり寒くなった。庭先の小菊が開いてきました。白と橙、けっこう晩秋を彩ってこころを癒してくれます。毎年開花を心待ちにしている。植物の生命の動きも折り目正しいと改めて感心するものだ。気象が多少不順であろうがあまり変わるところがない。だからこそ信頼できるのでしょうね。それに比べるのも無茶だけれどわれら人類ホモサピエンスはなんだろな・・・・・・定まる処がない者ばかりじゃありませんが、なにか近ごろ犬や猫にも劣る部類が多くなったのも事実かなと思われる。犬や猫にしたって自覚してるわけでもないでしょうが、本能的に自分の行動の是非が分かってるのでしょうね。けれど彼らの振る舞いを眺めてホッと安堵するのも正直言って真実ではないでしょうか。移り気で節操がない人類にしてもやはりそれは如何ともなしがたい本性なのかも知れないな。優しき気立ての者もとても多いはずだが、邪悪で狡猾な者が自己の利益のために世界の政治経済を支配して状勢がベースにある。良心をもつ部類も自分を守ることもせねばならないので他者への配慮がどうしても後回しになるのでしょう。自分もそうなんでしょうね。