きょうも好天です。 27日はわが母上の生誕110年にあたる。明治40年に京都西陣にお生まれになったのであった。6人の子を産み育てになった。しかし昭和30年代の日本の暗い時期で医療はお粗末な状況で長男と三男は幼児のうちに他界してしまったのだな‥‥今に想ってみても無念だ。父上もさぞ落胆なさったことだろう。おかげでぼくらは大切に両親の慈しみを受けて丈夫に成長できた。今日あるのも両親の慈愛のおかげといって憚らない。戦後の物資、食料に乏しい時期にぼくらは育った‥‥この21世紀の飽食の現代とは隔世の観ありだね。けれど格差構造が歴然としていて苦しい生活を強いられる階層も多いことを忘れてはならないだろう。政治も極度に貧困で2世3世が議会で幅を利かしている現実は世界でも珍しいことだ。

かくなる悪習を生んだことについては一般国民の意識にも原因があるに違いない。